白髪はなんで黄ばむのか美容の豆知識

白髪はなんで黄ばむのか

ご高齢の方の白髪って、そのままにしておくと最終的に黄色っぽくなる事が多いですよね。

 

髪の毛には、メラニン色素という色素が含まれ、更に細かくなると、ユウメラニンとフェオメラニンという二つの物質に分かれます。

 

ユウメラニンというのは黒褐色で、この働きによって日本人の黒髪が形成されています。

 

フェオメラニンというのは黄赤系の褐色で、この二つの働きによってもともとの髪の色味が決まります。

 

 

日本人はこのユウメラニンとフェオメラニンの差が大体20:1と言われており、ほぼ黒なんですね。

なので日本人は黒髪になるという事なんです。

 

そして、年齢を重ねるにつれてこのユウメラニンが働かなくなり、白髪になっていきます。

しかし、ユウメラニンが働かなくなっても、フェオメラニンは若干生き残るんですね!

 

これが原因で、白髪といっても少し黄ばんだ色の白髪になりやすいのです。

 

よく、スタイリング剤が紫外線にあたって、その影響で黄色になるという説もありますが、

 元々のメラニン色素の問題というのもあながち間違いではないと思います。

 

補足ですが、ご高齢の方は白髪を紫に染める方も時々いらっしゃいますよね?

 

これって、黄色の反対の補色が紫なので、黄ばんだ白髪にはとても綺麗に入るんです。

お洒落なだけでなく、ちゃんと計算されて紫にしてるんですね!!

 

髪の毛が置かれた状況、そのケースバイケースで、対処はちゃんとできます。

 

もしわからなくなったら何でも聞いてくださいね!!