抜け毛、薄毛美容の豆知識

抜け毛、薄毛

女性の抜け毛

 
日本人女性の10人に1人は抜け毛・薄毛に悩んでいると言われています。
女性の抜け毛・薄毛は、男性の抜け毛・薄毛とは原因が異なるので、必要な対策も異なってきます。
適切なケアをするためには、まずは原因を突き止める必要があります。
 
ヘアサイクルとの関係
 
人間の髪は約10万本あり、そのうち毎日100本ほどは自然に抜けていくと言われています。
つまり、1,000本に1本が毎日抜けていくわけです。毎日100本ほどであれば自然のヘアサイクルであり、心配する必要はありません。
 
ただし、1 日に100本以上抜けていくようですと、脱毛症が疑われます。
 
女性の場合、若いうちはAGA(男性型脱毛症)はほとんどありませんが、
ホルモンバランスが変化する更年期以降にAGAになる場合もあります。
 
その他、女性の主な脱毛症には次のものが挙げられます。
 
成長期の脱毛症

円形脱毛症など、毛髪の成長期に何らかの理由で活動が停止すること。
 
 
休止期の脱毛症

毛髪が休止期のままで、活動を再開しない状態。
頭皮に皮脂が多い、状態が健康ではないことや、パーマやカラー液、ブリーチが頭皮を痛めることによって起こる。AGA(男性型脱毛症)もあり。
 
また、出産後に一時的に女性ホルモンが減少し起こる脱毛症、ピル使用後に起こる脱毛症が原因のこともある。
 
 
妊娠中の薄毛・抜け毛

妊娠中は、女性ホルモンの働きが活発になりますので、髪の毛に関しては成長が促進されます。
ですから、一般的には髪の毛が増え、抜け毛や薄毛は減少する、とされています。
 
 
ホルモンバランスの変化による薄毛・抜け毛

しかしながら、黄体ホルモンの増加によるホルモンバランスの変化によりヘアサイクルが乱れることはあります。
 
具体的には、発毛から抜け毛までの期間が短くなる、という可能性があります。
 
また、妊娠中はお腹の赤ちゃんへ栄養を送り続けているため、髪の毛の育成まで栄養が行き渡らず、抜け毛、薄毛に進行することもあります。
 
 
出産後の抜け毛・薄毛

出産後は、活発だった女性ホルモンの分泌が通常に戻るため、一時的に抜け毛・薄毛が増えることがあります。
 
これを「産後脱毛」といいます。
 
一般的には産後半年で抜け毛や薄毛は解消され、元に戻る場合がほとんどですが、高齢出産であった場合や、出産後の体調不良やストレスなどで抜け毛が続くこともあります。
 
妊娠中・出産後の抜け毛・薄毛はホルモンバランスに起因する一時的なものですので、心配はいりませんが、症状がひどい場合は医師に相談するようにしましょう。
 
 
機械的脱毛症

外的な要因による脱毛症
(例:ポニーテールなどの髪型に起因する「牽引性脱毛症」、きつい帽子をかぶることで頭皮が圧迫される「圧迫性脱毛症」)
 
その他にも、やけど、感染症、薬剤の副作用、栄養障害、貧血、過剰なダイエットで抜け毛が起こる場合もあります。
 
抜け毛といっても頭皮だけが原因ではなく、病気やホルモンバランスなど色々な原因が考えられます。異常を感じたら、まずは皮膚科や専門医を受診されることをお勧めいたします。
 
 
男性ホルモンによる遺伝的な薄毛・抜け毛

昔からよく言われていたのが、遺伝的に男性ホルモンの分泌量が多いほど抜け毛・薄毛も多いということ。
 
男性ホルモンのテストステロンに影響され、髪の成長を抑制し、早く抜けてしまうのが原因と言われています。
 
また男性ホルモンによる原因で薄毛になりやすい体質というのは遺伝すると言われています。
 
 
ストレスによる精神的な薄毛・抜け毛

ストレスも薄毛・抜け毛の原因です。
 
ストレスによる代謝の異常やストレスによって筋肉が収縮して血管が細くなり毛根部に栄養分が十分運ばれなくなり、髪が育たなくなるなどいろいろな説がありますが、現時点ではどのような仕組みで起きているのかはっきりとはわかっていません。
 
特に円形脱毛症の一番の原因はストレスだと言われています。
 
 
不適切なヘアケアによる薄毛・抜け毛

洗わないで不潔にしていることや逆に朝晩のシャンプーなどの過度の洗髪によって頭皮を痛めることも薄毛・抜け毛の原因になります。
 
また、パーマやヘアダイ、ドライヤーの使いすぎも薄毛・抜け毛を促進する場合があります。
 
毎日シャンプーをしてもシャンプーの十分なすすぎを行なわないと薄毛・抜け毛につながることがあります。
 
※市販のシャンプーの主成分の界面活性剤は、皮膚細胞内へ入り込み細胞を殺したり弱らせる作用があるといわれているため、十分にすすぎをしないと、薄毛・抜け毛の原因になります。
 
 
紫外線による薄毛・抜け毛

髪の毛のキューティクルは紫外線によってダメージを受けやすく、髪を長時間紫外線を浴び続けることも、薄毛・抜け毛の原因の一つと考えられます。
 
 
冷え性による薄毛・抜け毛

女性は冷え症による血行障害が薄毛・抜け毛の原因になっている場合があります。
 
 
喫煙による薄毛・抜け毛

タバコのニコチンは血管を収縮させる働きがあり、脱毛を促進することから薄毛・抜け毛の原因と考えられています。
 
 
過度の飲酒(アルコール)による薄毛・抜け毛

アルコールも適量なら血行を促進し、毛母細胞を活性化する効果も期待できますが、過度の飲酒は肝臓に負担をかけ、髪への栄養素供給の妨げとなり、薄毛・抜け毛の原因になります。
 
 
不規則な生活・睡眠不足による薄毛・抜け毛

昼に受けた髪や皮膚のダメージは、寝ている間に働く免疫細胞やホルモンによって修復されるので、睡眠不足は髪にも良くありません。
 
髪の毛は夜間に成長し、昼間は成長しないのです。
 
不規則な生活・睡眠不足を解消して薄毛・抜け毛を予防しましょう。
 
 
軟毛化現象

「軟毛化現象」とは、髪の毛が細く柔らかくなる現象のことをいいますが、これは、男性ホルモンが髪の成長をストップさせることで、髪が柔らかくなり、未熟な毛が多くなることでなります。軟毛化現象は、男性だけでなく女性にも存在します。
 
 
女性の薄毛

「髪は女性の命」と言う言葉があります。豊かな髪は女性の象徴とも言えますが、近年様々な理由で抜け毛・薄毛に悩んでいる女性が増えています。
 
加齢とともに現れるのが「びまん性脱毛症」です。頭頂部分から、頭の広い範囲で均等に毛髪が抜ける女性特有の脱毛症です。頭髪の間から皮膚が透けて見えるようになります。
 
成長期の髪が成長を止めてしまい、休止期毛が増えて抜け毛が増えてしまう現象です。
 
男性型の脱毛症とは異なり、額のこめかみの生え際からM字型に抜けていく現象はないため、境界部分がはっきりしない薄毛となります。
 
原因のひとつは、加齢のために頭皮の細胞が老化してしまうことです。また、行き過ぎたダイエット、栄養バランスが脱毛に追い打ちをかけてしまうこともあります。
 
適切な育毛剤は、この女性の薄毛の問題を解消する助けとなります。
 
 
10代~20代の女性の薄毛

また、10代~20代の老化が始まっていない時期の女性に起こるものとして、「若年性脱毛症」があります。
 
主な原因としては、過剰なダイエットによって頭皮や毛根に栄養が行かなくなってしまうことが挙げられます。
 
また、頭皮を痛めるヘアケア(パーマ、カラーリング)、ポニーテールなどの頭皮を引っ張ってしまう髪型もありますし、頭皮に良くない安価なシャンプーの使用や、喫煙、ストレス、薬の副作用、出産後の女性ホルモンの低下による抜け毛もあります。
 
10代~20代の女性の薄毛の問題は、考えられる原因を取り除いていくことにより、再び自然で豊かな髪が生えてくることを期待できますから、育毛剤を探す必要まではないかもしれません。
 
しかし、若いうちからアミノ酸系シャンプーなど頭皮の健康にとって良いものを使うに越したことはありません。
 
 
髪のコシ・ハリがなくなる原因

加齢により、頭皮の毛母細胞の機能が低下し、細くて元気の無い髪しか生えてこなくなります。
 
また、頭皮の毛細血管に血液が行き渡らないことも原因のひとつです。
女性ホルモンであるの減少が、抜け毛・薄毛を促進してしまいます。
 
 
髪の毛のハリ・コシを保つには?

まずは、アミノ酸系の育毛シャンプー、コンディショナーを使って丁寧に髪を洗いましょう。
シャンプー残りは頭皮を痛めますので、十分にすすぐようにします。
 
また、ドライヤーが髪の毛に近すぎたり、濡れた髪のままブラッシングするとキューティクルを傷めますので、注意しましょう。
 
紫外線も髪を痛めますので、直射日光に髪を当てる時間を短くするようにします。
 
そして、栄養バランスのとれた食生活に加え、髪は睡眠時間に成長しますから、十分な睡眠の習慣を保ちつつ、ストレスを溜めない生活も必要です。
 
加えて、頭皮を清潔に保つ育毛剤の使用もお勧めいたします。
 
 
女性の抜け毛に効果的なシャンプー

抜け毛対策、改善をお考えなら、頭皮環境を優しく整えるアミノ酸系洗浄成分を配合した(できれば無添加の)女性向け育毛シャンプーがお勧めです。
 
男性の場合は、余分な皮脂が毛髪の育成を妨げるため、脂質を十分に取り除くシャンプーが必要です。
 
 
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